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2023.02.10
地業・基礎(立上り打設)No.1-11
この記事の目次
1、住宅工事の全体の流れ
2、動画でサクッと見学、住宅工事
3、地業・基礎(立上り打設)のお話し
4、この工事で設計者が確認していること
5、この現場の独特なポイント – トシログ モデルハウス
1、住宅工事の全体の流れ
この記事は以下の流れの中で、★印の工程についてです。
1)事業・基礎(遣り方→根切・地業→型枠→捨てコン→配筋→スラブ基礎→★立上り基礎)
2)建方
3)屋根
4)木工事
5)外部サッシ
6)配線配管
7)各職人工程
8)外構
2、動画でサクッと見学、住宅工事
タイトル:地業・基礎17(立上り打設)※ご注意:音声あり
3、地業・基礎(立上り打設)のお話し
3度目のコンクリートミキサー車、2度目のポンプ車の登場です。前回のスラブの際には3回に分けて生コンが運ばれてきましたが、立ち上がりのボリュームは少ないので1回。余談ですが、、、先日この業者さんが「ポンプ車は、泥だらけかピッカピカの2種類だな!」とおっしゃっていましたが、この日のポンプ車は晴れていたこともあり?すごく眩しかったです。
さて、スラブ打設の時よりも、ゆっくり少しずつ、鉄筋の裏側まで確実に流し込んでいきます。立ち上がりの方が難易度が高いようで、ちょっとピリッとした現場。
天端(コンクリートの一番上の面)をコテでならしていきます。
4、この工事で設計者が確認していること
バイブレーターの取り扱い等を確認します。作業の邪魔にならないようにそっと見守ります。
5、この現場の独特なポイント – トシログ モデルハウス
高基礎&隣地との余裕がほとんどない、ということもあり、型枠からとても苦労した案件です。
型枠の工夫について、詳しくはこちら。
https://yukoumesaki.com/reference/498/
実際、打設の途中で型枠が重みで波打ってしまうため、型枠を固定している鎖を調整したりしながら慎重に打設している様子が伺えました。作業員さんの人数も余裕を持って計画いただきありがとうございます。
【現場のご説明】
高性能でコスパの良い 「都市型のログハウス」を作れたら。無垢材の木の恩恵・ぬくもりに包まれる住み心地を、山や海辺の暮らしだけでなく、都市の暮らしといった多様なスタイルのある暮らしに馴染むように。私たちは “トシログ(都市ログ)” という愛称で、このプロジェクトを育てています。
2021年春、アトリエM.A.R.で「都市型のログハウス」一棟目の構想が始まりました。福島県会津の地で芳賀沼製作さんのパネルログ構法との出会い、都市に馴染む性能とデザインの検討、ウッドショック等でのコスト・計画変更、初めての構法による工事に試行錯誤すること2年半、チームの技術と熱意を詰め込んでいます。