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2023.12.28

EcoFlow家庭用蓄電システムの特徴とメリデメ(1/4)

これから4回に分けてトシログ®️に導入したエコフロー家庭用蓄電システムの利用レビューをしていきます。

これは、エコフロー家庭用蓄電システムに興味がある方で、かつ導入を検討されている方に向けての説明になります。(2023年12月現在、SHP(スマートホームパネル)はECサイトからの購入はできなくなっています。これは、設置については技術力が必要なため、一般消費者が誤って購入しないようにする措置だということです。当社では新築の標準設計として組み込んでいますので、ご相談頂ければ設置可能です。)

目次
①特徴とメリットデメリット
②パススルー給電による充放電の時系列
③省エネ効果
④EcoFlow家庭用蓄電システムに合うライフスタイル

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1)特徴とメリットデメリット

はじめに、エコフロー家庭用蓄電システムがどのような仕組みで給電しているかについてお話しします。

まず、 一番大きな特徴として、エコフロー家庭用蓄電システムは売電ができません。

太陽光給電できる時間帯は、太陽光パネルから蓄電池(デルタプロ)に直接入電し、「パススルー給電」によりデルタプロに蓄電しながら負荷先の電気機器へ給電しますが、太陽が沈んで「パススルー給電」しなくなった後は、蓄電池給電に切り替わります。

パススルー給電/蓄電池給電の両方で家庭の電気機器へ給電する際は、SHPにより家庭の分電盤に接続しています(下図)。

この仕組みでは、電力会社への売電に必要な「逆潮流」と言われる機能が付いていませんが、一般的な太陽光蓄電池システムよりもシンプルな仕組みのため比較的安く導入することができる上に、デルタプロ(蓄電池)を切り離して家から持ち出してキャンプなどに利用することができます。

これは、めちゃくちゃ便利です。

ただし、 停電時のような自立運転を常態とするため、「UPS(無停電電源装置)」による瞬断が発生することを理解しておく必要があります。

更に、頻繁には発生しませんが、蓄電池給電の際に多少ノイズ(給電が不安定になること)を経験しています。

これらの、「シンプルで安く導入できるけど瞬断や時折ノイズがあるよね」ということを理解頂いた上で、導入する必要があります。

※パススルー給電の詳細説明:
https://blog.ecoflow.com/jp/pass-through/

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