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2023.12.31

EcoFlow家庭用蓄電システムの特徴とメリデメ(4/4)

トシログ®︎に導入したエコフロー家庭用蓄電システムの利用レビューをしていきます。今回は、第四回この太陽光発電システムを導入したライフスタイルについて考察する回になります。

これは、エコフロー家庭用蓄電システムに興味がある方で、かつ導入を検討されている方に向けての説明になります。(2023年12月現在、SHP(スマートホームパネル)はECサイトからの購入はできなくなっています。これは、設置については技術力が必要なため、一般消費者が誤って購入しないようにする措置だということです。当社では新築の標準設計として組み込んでいますので、ご相談頂ければ設置可能です。)

目次
①特徴とメリットデメリット
②パススルー給電による充放電の時系列
③省エネ効果
④EcoFlow家庭用蓄電システムに合うライフスタイル←今回、ここ★

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④EcoFlow家庭用蓄電システムが合うライフスタイル

これまでの利用レビューを踏まえ、エコフロー家庭用蓄電システムが向くライフスタイルについて考えていきます。

まず、エコフローならではの利用上の「癖」があります。この、「癖」を理解して受け入れられる方でないとそもそも導入は難しいでしょう。

それでは、どのような「癖」があるのか、代表的なものを以下に示します。

①毎日のUPSによる切替瞬電(0.2〜0.3ミリsec)
②SHPによるファンの雑音とデルタプロ設置スペースの確保
③操作エラー等のトラブル対応を個人で行う必要がある
④SHPが故障すると全館停電になる可能性(1〜2%程度発生)
⑤救済系統が10系統しかないので、初期構築時に配線系統の整理が必要
⑥デルタプロ1台(5系統)で20Aまで
⑦頻繁にデルタプロのファームウェアが更新され、その都度再起動など直接操作が必要

これらの癖については、使っていくうちに慣れてくるものもありますが、大半は初めの構築時に計画に盛り込んでおく必要があります。

そのため、当社ではエコフロー家庭用蓄電システムを「標準設計」として設計の段階で対処を検討します。

例えば、電気配線の系統整理などは、設計時点で整理しないといけません。後付けでは、救済できない系統も出てきます。

しかし全てを救済してしまうと、デルタプロ1台(5系統)で最大20Aまでしか対応出来ないため、電気機器を一度に最大出力で使ってしまうと落ちてしまう可能性があります。

そのため、「あえて」救済先から外すことも含めて検討します。

しかし、設計では対処できない「癖」については普段の生活で対処していかなければなりません。

普段のフォームウェアのアップデートでオンオフしたり、トラブル時などは利用者自身で対応していく必要があり、はっきり言って手間がかかります。

なので、まったく「手間がかからない」システムをお求めの方には向いていないかもしれません。

逆に、普段パソコンを触っている方やキャンプなどでポータブルバッテリーを使われる方で、住宅DIYなどにも興味があり「そういう手間も楽しみたい」という方には向いているでしょう。

そして、何よりSDG’sの意識が高く、できる限り安く太陽光システムを導入して「投資回収」することを重要視しているのであれば、お勧めします。

デルタプロは約10年間(3000回以上の充放電)の耐用年数があるため、家の中でも外でもポータプルバッテリーが欠かせないライフスタイルの「伴侶」として活躍することは間違いありません!

当社は、標準設計として住宅に組み込んでる日本ではおそらく唯一の会社です(2023年6月時点)。ご興味ある方のご相談お待ちしております!

(発売当時:makuakeでのマーケティング資料)
https://www.makuake.com/project/ecoflow/

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