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2022.12.29

地業・基礎(根切・地業)No.1-2

この記事の目次

1、住宅工事の全体の流れ
2、動画でサクッと見学、住宅工事
3、地業・基礎(根切・地業)のお話し
4、この工事で設計者が確認していること

1、住宅工事の全体の流れ

この記事は以下の流れの中で、★印の工程についてです。

1)事業・基礎(遣り方→★根切・地業→配筋→基礎)
2)建て方
3)屋根
4)木工事
5)外部サッシ
6)配線配管
7)各職人工程
8)外構

2、動画でサクッと見学、住宅工事

タイトル:基礎・地業①(根切・割栗石入れ)※ご注意:音声あり!

3、地業・基礎(根切・地業)のお話し

基礎を作るために地盤を掘削して固め、建物に必要な耐力を作る工程です。ここからは基礎屋さんの登場です!今回の基礎屋さんは、基本的に2人タッグで作業を行うスタイルです。中学が同窓というお2人、この道30年のベテランです。よろしくお願いします!

・ユンボという機械で地面を掘削(根切)※写真:出典ウィキペディア

・割栗石という少し大きめの石を敷き詰め、転圧機を使ってしっかり3回転圧する(地業)

4、この工事で設計者が確認していること

根切り後は実際の地盤の状況がわかる機会!

根切りの深さや幅を、設計図に照らし合わせて確認していきます。
また、あらかじめ行なっている地盤調査報告書と照らし合わせながら確認します。

重ためのお話になりますが、、、この時に予期せぬ過去のガラ(建設廃材)が出てきたり、地盤の状態が悪かった場合、計画の一時中断や、計画の見直し(場合によっては追加費用も…)があります。私は今のところ経験はありません…。瑕疵保険にも関わってくるのでとても重要な確認になります。

【現場のご説明】

高性能でコスパの良い 「都市型のログハウス」を作れたら。無垢材の木の恩恵・ぬくもりに包まれる住み心地を、山や海辺の暮らしだけでなく、都市の暮らしといった多様なスタイルのある暮らしに馴染むように。私たちは “トシログ(都市ログ)” という愛称で、このプロジェクトを育てています。

2021年春、アトリエM.A.R.で「都市型のログハウス」一棟目の構想が始まりました。福島県会津の地で芳賀沼製作さんのパネルログ構法との出会い、都市に馴染む性能とデザインの検討、ウッドショック等でのコスト・計画変更、初めての構法による工事に試行錯誤すること2年半、チームの技術と熱意を詰め込んでいます。

ご計画はいつの間にか始まっているもの。

ちょっとした疑問やご不安、
まだ遠く将来の夢、
まずはお聞かせください。