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2023.06.04
建方(2階・小屋組・上棟)No.2-6
この記事の目次
1、住宅工事の全体の流れ
2、動画でサクッと見学、住宅工事
3、建方(2階・上棟)のお話し
4、この現場の独特なポイント – トシログ モデルハウス
1、住宅工事の全体の流れ
この記事は以下の流れの中で、★印の工程についてです。
1)事業・基礎
2)建方(プレカット、土台、★上棟、金物、耐力壁)
3)屋根
4)木工事
5)外部サッシ
6)配線配管
7)各職人工程
8)外構
2、動画でサクッと見学、住宅工事
タイトル:建方7(2階)※ご注意:音声あり
タイトル:建方8(小屋組・上棟)※ご注意:音声あり
3、建方(2階・小屋組・上棟)のお話し
再び、建方の工程です。2日目は2階部分です。
一般的には、少なくとも棟上げ後に、夕方から上棟式を行います。今回は、棟上げ→小屋組→屋根の合板貼り→防水シート、まで一気に行いました。これでようやく、雨でも安心な施工現場になるのです。
省略する現場も多くなりましたが、簡単ではありますが上棟式を行いました。
お昼には近所の日本料理屋さんの仕出しをしていただき、上棟すると、上棟飾り「幣串(ぬさぐし)」を飾り、御神酒を四隅に蒔いて、工務店さんへの感謝と、今後の工事の安全を祈願しました。
4、この現場の独特なポイント – トシログ モデルハウス
パネルログ構法を採用しているため、工場生産したパネルをクレーンで吊りあげ、建て込みます。建方と同時に壁も一気に立ち上がっていくため、全体の工程短縮に繋がっています!なお、そのような理由で、この工程では部分的に作業量が多いので、一般的には1日で完了する建方・上棟の工程は、2日に分けて行っています。(1日目:1階部分、2日目:2階部分)
また、この構法はシンプルなので、専門職でなくても良いため、手間・人工の観点でもコスト減に繋がっています!今回のこの工程も、専門の大工さんばかりではなく、実はサッシ屋さん、電気屋さん、設備屋さん等もお手伝いくださっていました。
【現場のご説明】
高性能でコスパの良い 「都市型のログハウス」を作れたら。無垢材の木の恩恵・ぬくもりに包まれる住み心地を、山や海辺の暮らしだけでなく、都市の暮らしといった多様なスタイルのある暮らしに馴染むように。私たちは “トシログ(都市ログ)” という愛称で、このプロジェクトを育てています。
2021年春、アトリエM.A.R.で「都市型のログハウス」一棟目の構想が始まりました。福島県会津の地で芳賀沼製作さんのパネルログ構法との出会い、都市に馴染む性能とデザインの検討、ウッドショック等でのコスト・計画変更、初めての構法による工事に試行錯誤すること2年半、チームの技術と熱意を詰め込んでいます。