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2023.01.21

商標登録を取ってみました “トシログ(都市ログ)”

この記事の目次

1、商標登録を取ってみました!
2、自分で商標登録を取る方法
3、そもそも商標って?
4、登録の費用と期間
5、登録の流れ

1、商標登録を取ってみました!

初めに、私たちの事務所からのお知らせです。

「トシログ」「都市ログ」で商標登録を取りました。

この商標は、アトリエM.A.R.(アトリエマール)が、無垢材の木の恩恵・ぬくもりに包まれる住み心地を、都市の多様なスタイルのある暮らしにも適応するように設計した都市型のログハウスのことです。

2、自分で商標登録を取る方法

検索すると代行業者も色々出てくるようですが、
結論から言いますと、
片手間になんとなくやってみた私でもできました!

・電話かメールができる
・WordやPages等の書類作成ソフトが使える
・印刷できる
・そこそこ大きめの郵便局に行ける

これらが可能な方・面倒でない方は、自分でできます!

とはいえ、私がその方法をお教えするわけではありません。
“方法を熟知している専門家に相談する” 方法をお教えします。

「INPIT 知財総合支援窓口」
こちらにまずはお電話でご相談してみることをお勧めします。
各都道府県ごとに窓口がありまして、
私が住んでいる神奈川県の場合はこちらです。
https://chizai-portal.inpit.go.jp/madoguchi/kanagawa/

実際に対応するのは民間の方ですが、自治体の機関として動いてくださるので、もちろん無料です。
しかし自治体ですので、やり方を教えてはくださいますが、実行や責任はあくまでも申請者というスタンスです。
私の担当の方は、懇切丁寧な方だったので、とても感謝しております。

3、そもそも商標って?

(1)商標とは次の2点を満たすものを指す
・事業者が使用するマーク
・自己の商品・サービスと、他人の商品・サービスを、区別するためのマーク

(2)商標権=「マーク」+「使用する商品・サービス」のセットで登録

(3)商標権を取得するメリットは2点ある
・自分の商標として使い続けることができる
・自分の登録商標もしくは似たような商標を使っている人に「使うな」と言える

情報出典:特許庁H Pより
https://www.jpo.go.jp/system/basic/trademark/index.html#01

4、登録の費用と期間

費用:最低でも約4.5万円/1件 5年分納付の場合
期間:5ヶ月

5、登録の流れ

申請者:調査
まずは商標を検索してみましょう。
「特許情報プラットフォーム」
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
・自分が登録しようとしている商標は既に誰かに使われていないのか?
・自分が登録しようとしている商標の「分類」や「区分」は何か?

申請者:商標登録出願(約1.2万円〜/1件)
・申請書はワードなどで作成
・特許印紙はちょっと大きめの郵便局で入手

特許庁:審査

申請者:登録料納付(約3.3万円〜/10年分、約1.7万円〜/5年分)
・登録書はワードなどで作成
・特許印紙はちょっと大きめの郵便局で入手
・5年分納付、10年分納付、選べます

特許庁:設定登録

申請者:その後は忘れないように更新しましょう。(自分に言い聞かせています)

【自己紹介】

アトリエM.A.R.(アトリエマール)はログハウスや古民家リノベを得意とする小さな建築事務所です(注文住宅・宿泊施設・店舗等)。湘南の江ノ島+福岡の糸島+ポルトガル、おおらかな海近にルーツを持っています。自然体であること、シンプルで瑞々しい暮らしを大切にしています。ポルトガル移住のお手伝いも致します。一級建築士 梅崎裕子  yuko umesaki

【商標登録を行なった “トシログ(都市ログ)” のご説明】

高性能でコスパの良い 「都市型のログハウス」を作れたら。無垢材の木の恩恵・ぬくもりに包まれる住み心地を、山や海辺の暮らしだけでなく、都市の暮らしといった多様なスタイルのある暮らしに馴染むように。私たちは “トシログ(都市ログ)” という愛称で、このプロジェクトを育てています。

2021年春、アトリエM.A.R.で「都市型のログハウス」一棟目の構想が始まりました。福島県会津の地で芳賀沼製作さんのパネルログ構法との出会い、都市に馴染む性能とデザインの検討、ウッドショック等でのコスト・計画変更、初めての構法による工事に試行錯誤すること2年半、チームの技術と熱意を詰め込んでいます。

ご計画はいつの間にか始まっているもの。

ちょっとした疑問やご不安、
まだ遠く将来の夢、
まずはお聞かせください。