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ブログ・お知らせ
2023.10.03
福島県富岡町パネル工場へ(+天神岬スポーツ公園キャンプ場)
(1)この記事の概要
今回は福島県の旅。目次はこちら
1、芳賀沼製作さんの新しい工場開所式
2、キャンピングカーにて、天神岬スポーツ公園キャンプ場
(2)芳賀沼製作さんの新しい工場開所式
福島県の富岡町へ、
芳賀沼製作さんの新しいパネル工場開所式に行ってまいりました!
同時に、タテログ推進協議会※1も発足し、これからますます面白くなりそうな芳賀沼さんです!
私たちも都市型ログハウスをの取り組みを展示させていただきました。
ちなみにこの工場では、パネルの生産というよりは、
耐震性能向上のための実験や、様々なメーカーさんと共同開発を行っていくそうです。
すでに外壁パターンの異なる4棟の実験棟がありました〜 。
(※1ざっくりいうとタテログ工法と弊社が使っているパネルログ工法の関係は親子のような。芳賀沼さん、ざっくり過ぎたらすみません…)
湘南ログライフ (パネル工場開所式・天神岬スポーツ公園)※音声あり、ご注意ください!
こちら、芳賀沼製作さんのブログです。
https://panel-log.com/blog/sites/161541
ここから一段硬めなお話になりますが、
せっかくの機会なのでちょっと真面目にご紹介しますね。
会長や社長のお話より抜粋、
タテログは2011年の大震災で良質な仮設住宅を短期間に建設することを契機に、開発されています。
工法はオープンになっており、
・町の製材工場でも加工機械があれば参入できる!
・シンプルな工法で全国の大工さんに使える!
ことが特徴。
木材を使うことで山に利益を還元させ、林業を活性化することを、目指すべき姿としています。
(現在1ヘクタール刈り取った木材のみ:50万円→120万円〜200万円に戻していきたい。)
私たちが「都市型ログハウス」を始めた理由も、
まずは無垢材の住み心地を「人」が享受できたらということがあり、
そのことが同時に、「日本の産業」「自然」が元の姿を取り戻していくポジティブな道のりにあると素敵だなと感じたためです。
また私は、日本の杉の山は日本に残された(隠れた?)重要な資源であり、それを生かせるかどうかは使う技術次第だと感じています。
そして、川上に立つ山の調達や加工を行う方々がこうして良い技術をお持ちですが、
それを川下の工務店や設計士がそれを知り使わなければ、この大河は流れていかない。
私は川下の設計者として、皆様に伝えていく一助となればと思います。
2、キャンピングカーにて、天神岬スポーツ公園キャンプ場
工場から車で30分ほど、天神岬スポーツ公園キャンプ場。
ホテルに隣接しているのでとてもよく管理されていますし、安心感がありますね。
なんと温泉もありますよ〜。
そしてそして、子連れにはイチオシの公園。
スカッと海や町が見晴らせる多種多様な遊具があります!!!
うちの息子たちがもう夢中。
夜ご飯は近くの、「おうち食堂kashiwaya」さんで、
とても美味しい肉じゃがと、焙煎士さんのご主人のノンカフェイン夜コーヒーをいただきました^^
なんとたまたま偶然ですが、このお店の縁側はタテログの部材でできていました!
こちらは紹介ウェブサイト
https://shokudokashiwaya.edisone.jp/
【トシログのご説明】
高性能でコスパの良い 「都市型のログハウス」を作れたら。無垢材の木の恩恵・ぬくもりに包まれる住み心地を、山や海辺の暮らしだけでなく、都市の暮らしといった多様なスタイルのある暮らしに馴染むように。私たちは “トシログ(都市ログ)” という愛称で、このプロジェクトを育てています。
2021年春、アトリエM.A.R.で「都市型のログハウス」一棟目の構想が始まりました。福島県会津の地で芳賀沼製作さんのパネルログ構法との出会い、都市に馴染む性能とデザインの検討、ウッドショック等でのコスト・計画変更、初めての構法による工事に試行錯誤すること2年半、チームの技術と熱意を詰め込んでいます。