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2024.03.16

JAPAN SHOP 3.12-15 + 師 堤 傭策 arbol

先週、毎年この時期楽しみにしている、NIKKEI MESSE の JAPAN SHOP (など以下略)に行ってまいりました。

同展では、私が以前勤めていた大阪の設計事務所arbolの代表 堤傭策氏が、JCD主催の「注目されるデザイナー33人展」に選人されトークショーも行うということで、応援に駆けつけました!

第一印象は、また日焼けしてるな〜と。堤さんの言葉を借りると、家もなく事務所もなく旅する建築家として活動、身につけているのは10Lの荷物(仕事はiPadminiとiPhone)だけ、亜熱帯から南半球まで朝起きたところと全く別の場所で夜を迎えるような、そんな生活を送っておられるご様子。瞑想や健康への意識で心身を整える。そんな「生きる」ことに素直な状態に身を置くことから、未来の暮らしのアイデアは生まれるものかもしれない。さてさて、この夏にはオールブラックの装いとさらに同化しているのではないか、、、その10Lに日焼け止めをぜひ加えていただきたい。笑

同氏は、日頃から自律分散型のチームづくりを志向し、arbolは代表を誰かがやらねばらないので自分がやっているだけ。プロジェクトは、そのあり方に賛同したチームの手によるもの、とのスタンスです。日々、菌のように有機的なチームarbol。今回も、展示を担当された、居住地も業態もさまざまな、素敵な皆様とお会いできました。

思い出話をひとつ。堤さんは、私が勤めていた時よりは格段に棘?が抜けていらっしゃいました。当時、「40歳になる前に色々とこれまで教えを受けた恩をお返ししたい」、ということで今のところ最初で最後に雇っていただいた(本人曰く慣れないことをした)のが私です。一般的には新米スタッフは模型から始まるのかもしれませんが、私は初めからディレクションをさせていただくような稀有な環境で、だからこそ今の私のワークスタイルも形作られているなと感じていますが、その分色々とご苦労をおかけしたに違いありません。そんな私の年齢も、堤さんに出会った頃と同じ年齢になってしまいました。。。

だいぶ話がそれましたが、JCDの展示、こちらが今年のNIKKEI MESSEのハイライトでした!

arbolのウェブサイトはこちら。
オフグリッドも可能な「OFFGRID HOUSE」やそれに続く循環村のプロジェクトも楽しみです。
https://www.arbol-design.com/works

ご計画はいつの間にか始まっているもの。

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まだ遠く将来の夢、
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