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2025.07.13
木外壁の “DIY” メンテナンス
あたたかく柔らかな印象を与える、木の外壁。
竣工後は素敵ですが、次第に雨や紫外線の影響で劣化していくイメージも少なくないですよね。
・ 自分たちの手で(安価に)!
・「劣化」ではなく「味わい深く」!
木の外壁を育てていくために、色々と実験。ついにトシログ流のDIYの方法に辿り着きました。
Point1
設計時に、木外壁は、脚立や足場を立てやすい場所に計画する。
弊社では、メンテナンスコストにできるだけ配慮して設計します。
Point2
刺激が強いのでプロはやらないだろうな、、、と思う方法ですが、一つの成功例としてご参考ください。 あくまでも汚れがひどい時用の、強めの対処法になります。
(1)用意するもの
【共通】
・養生シート(過酸化ナトリウムで周辺の草木を保護)
・手袋(過酸化ナトリウムは肌荒れます)
【洗浄】
・ 過炭酸ナトリウム
・バケツ(過酸化ナトリウムを入れる、ブラシが入るサイズ)
・ 柔らかいブラシ(硬い時が傷つく)
・脚立 (柄の長いものは既製品にはなかったので、高所は脚立を使いました)
・洗浄するための水
【再塗装】
・キシラデコール(色:やすらぎ)
・トレイ(キシラデコールを入れる)
・ 柄の長いローラー
【その他】
・少なくとも、洗浄と塗装で2日必要です。連続していなくても良いです。
・お天気の日を選びましょう(細かく言えば、前日が雨で外壁が柔らかくなっていると、次の日洗浄しやすい気がします。(カラカラに乾いていると残っているキシラデコールが洗浄液を弾いてしまうのです)
(2)施工手順
【1日目:洗浄】
コツが必要です。
まずは、失敗する原因
・養生をしなかったために周辺の植栽が痛む
・強く擦りすぎて木肌を痛める
・浮き出てきた木屑を落としそびれて木屑が固まり肌触りが凸凹になる
・手袋をせずに行い手が荒れる 手順
・周辺を養生をする
・水に溶かした過炭酸ナトリウムを全体に塗布する
・20分くらい待つと黒ずんだ水分が浮き出てくる
・柔らかいブラシを使って水で十分に洗い流す
・乾燥させる(天気が良ければ3~5時間程度)
【2日目:塗装】
・周辺を養生をする
・キシラデコールは水分が多い塗料なので、本来はハケ推奨ですが、高所を下から塗装するため、作業性優先で、ローラーで行う
・本来は2回塗りだが、さらに乾燥を挟んでの2回目は時間がかかるため、作業性優先で、1回でたっぷりと塗り込む



↑ビフォーアフターの写真。左半分を洗浄した状態。右側は1年半ほど放置しており、潮風にさらされくすんでいる。

↑養生




↑洗浄。木の表面を汚れと共に、木屑がポロポロと剥がれます。繰り返しますが、刺激が強いのでプロはこのようなやり方はしないかと思います。あくまでも汚れがひどい時の洗浄の仕方です。



↑キシラデコール(やすらぎ)、小型のローラーが凸凹面にジャストフィットで気持ちいい!

↑完成。満足の出来栄え
☆都市型ログハウス(トシログ)®」とは☆
無垢材の木の恩恵・ぬくもりに包まれる住み心地を、 都市の多様なスタイルの暮らしに適応するよう設計し、 循環経済に繋がる仕組みをデザインした建物のことです。 “トシログ” という愛称で、このプロジェクトを育てています。
☆日本エコハウス大賞2024 受賞☆
https://builders-ecohouse.jp/
☆ウッドデザイン賞2024 受賞☆
https://www.wooddesign.jp/
☆IF AWARD 2025 受賞☆
https://ifdesign.com/en/winner-ranking/project/urban-loghouse/713661https://www.wooddesign.jp/