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2025.10.05
建築ジャーナル10月号に「トシログ」掲載いただきました。

この度、建築ジャーナル10月号に、弊社の住宅「トシログ(都市型ログハウス)」が掲載されました。率直に、本当に嬉しい!!!中大規模木造木質建築特集、こんな素敵な特集の一員に加えていただき、誠にありがとうございます。建築に協力いたただいた皆様にも、改めて感謝いたします。よろしければぜひご覧くださいm(_ _)m
施工→高島工務店
木質パネル製作→芳賀沼製作
木質パネル工法開発→タテログ推進協議会
STEICOzell木質繊維断熱吹込→ CFSスタイル
意匠設計協力→宮本善州建築設計事務所
構造設計協力→K&K設計室
この住宅の佇まいを一言で表現すると、小さな森。壁の厚みは合計210mmの杉の角材できています。都市の普通の住宅地に、清々しい小さな森の風景を宿すイメージで始まりました。
(1)特徴としては以下3点
①木の特性を活かした高性能な住宅を手が届く価格で提案したい
②国産無垢材をたくさん使うことで(通常の約4倍)日本の山の再生に繋げていきたい
③トレーサビリティ踏み込み地域の林業に貢献したい、という思いで設計しました。
(2)ざっくばらんに、この住まいでの、「木の恩恵」を感じる瞬間を、この機会に書き連ねてみたいと思います。
・まずは特に湿度について。気密性を高め第一種換気を採用することができたことに加え、無垢材のそのものの吸放湿性や蓄熱性のおかげで、湿気を感じることなく、一年中さらっと快適です。これは日々感じる一番の恩恵です。
・それから外も中も壁に素肌で触れてもとても気持ちがよく、ピタッと壁に寄りかかったり、さらさら触ってみたりすることが増えました。無垢材にぐるっと囲まれると見た目にもリラックス効果がある、と思う。これは体験するまで何が良いのか説明しづらいのですが、なんともいえない居心地の良さがあるのです。
・構造躯体が現れていて、住宅のブラックボックスが少なく、安心感があります。芯材を使っているのも見てわかるのですが、芯材の粘強い性質に、数字以上の耐震性も期待できます。
・佇まいについて、この住宅はまるで古くからある土壁の「蔵」のように、木の壁が耐震・防火・断熱・仕上を兼ねたとても機能的な壁です。木でできた現代の「蔵」!、と豪語してみたいと思います。シンプルに設計すれば、住まい手がDIYで外壁のメンテナンス塗装もできます。木は劣化するものというイメージを一新したいし、味わい深く変化を楽しみ育てるものという実感があります。新しい住宅地の風景をつくれたらと思います。
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